キャスト辞典

ダリオ・アルジェント作品のキャストを紹介しています。ファミリーネームのアルファベット順。


マリオ・アドルフ Mario Adorf
歓びの毒牙で画家のベルト・コンサルビを演じた。1930年09月08日スイス、チューリッヒ生まれ。その他の作品に「姿なき殺人者」(65)、「別れのスキャット」(69)、「黒い警察」 (71)、「ブリキの太鼓 」(79)、「モモ」 (86) 、「クリシーの静かな日々」 (90)、「陰謀のシナリオ <未>」(97)など。
カルロ・アリゲイロ Carlo Alighiero
わたしは目撃者でカラブレシ博士を演した。他の出演作に「Il Momento di uccidere」(68)、「Mon oncle Benjamin 」(69)、「Girolimoni, il mostro di Roma 」(72)などがある。
ミレーラ・ダンジェロ Mirella D'Angelo
シャドーでレズの記者チルダを演じた。1956年8月16日、イタリアのローマ生まれ。 カサノバ(78)、カリギュラ(80)のほか、スプラッター・ホラー「マヤ」(89)や、ルイジ・コッツィのSF作品「ヘラクレス」(83)などに出演。画像1
アーシア・アルジェント Asia Argento
1975年09月20日イタリア、ローマ生まれ。ダリオ・アルジェントとダリア・ニコロディの娘。アーシアの名では役所が受け付けなかったため、本名はアリア・アルジェント (Aria Argento)。9歳でデビュー。ダリオ・アルジェント製作の「デモンズ2」「デモンズ3」や監督作の「トラウマ/鮮血の叫び」 「スタンダール・シンドローム」「オペラ座の怪人」に出演。

その他、テレビドラマ「Sogni e bisogni」(84)ナンニ・モレッティ監督の「赤いシュート」(89) 「Amiche del cuore, Le」 (92)「 Condannato a nozze」 (93) 「Perdiamoci di vista!」 (94) 「Bits and Pieces」(95)「 雨上がりの駅で」(96) 「Viola bacia tutti」 (97) 「New Rose Hotel 」(98)などに出演。「王妃マルゴ」(94) ではフランス語で、マイケル・ラドフォード監督の「 B. Monkey 」(98)では英語で演じた。イタリアのアカデミー賞といわれるデビッド・デ・ドナテッロ賞を2度、イタリアのゴールデングローブ賞的な位置づけのシャック賞を2度受賞。グローラ・ドーロ賞も受賞している。「DeGenerazione」(94)「スカーレット・ディーバ」(2000)では監督も手掛けた。連絡先はCarol Levi via Pisanelli 2 00196 Rome, Italy

エヴァ・アクセン Eva Axen
サスペリアの冒頭で殺されるパットを演じた。主な出演作には「巨大なる男とジュスティーヌ」(75)「エクスタシー」(75)「若草の濡れるとき」(77)などのスウェーデン製ポルノ映画、「Noccioline a colazione」 (78)などがある。
ミレーユ・バンティ Mireille Banthy
シャドーでチルダの同棲相手マリオンを演じた。 別名ミレッラ・バンティ(Mirella Banti)。他の作品に、ホワイト・ファイア/200カラットのダイヤを獲れ<未>(84) ダブル・レイプ/魔性のいけにえ(89) 最も美しい女<未>(89) タブー・メルヘン/幼愛人形 (91) ダーク・テール/幼獣 <未>(91) などがある。
ウルバノ・バルベリーニ Urbano Barberini
オペラ座/血の喝采のアラン警部、デモンズのジョージ役を演じる。 1961年9月18日イタリア、ローマ生まれ。ローマの有名な貴族バルベリーニ家の出身。82年テレビドラマに出演したのをきっかけに、84年、「WIND SULF」で映画初出演。出演作にフランコ・ゼフィレッリ監督の「オテロ」(86) 、「タイムスリップTOゴア <未>」(87) 、「タイムスリップTOゴア2 <未>」(87) 、「アンティル・デス」 (87)、「 ミス・アリゾナ」 (88)、「 Courage Mountain」 (89) 、「Acque di primavera 」(89) 、「デモンズ6/最終戦争 <未>」(90)、「 Diamond Swords」 (95)、「 Ultimo bersaglio 」(96)、「 Mi fai un favore 」(96) 、「Come mi vuoi 」(96)、「The Eighteenth Ange」(97)がある。
パトリック・ボショー Patrick Bauchau
フェノミナでガイガー警部を演じた。1938年12月06日ベルギーのブリュッセル生まれ。ロサンゼルスとパリを拠点に活動する。82年、ヴィム・ベンダース監督の「ことの次第」での演技が脚光を浴びる。他の出演作品に、女ともだち (83) 青い性/処女喪失 <未>(83) エマニュエル (84) チューズ・ミー (84) 私生活のない女 (84) 007/美しき獲物たち (85) おしゃれ泥棒2<TV>(86) 欲望の裏側 (86) 愛に流されて<未>(87) 野獣の街/刑事クロス<未>(87) 裏切りのリビエラ/ダブル・スパイを暴け!<未>(87) 仮面の中のアリア (88) デンジャーヒート/地獄の最前線 (89) 新・刑事コロンボ/殺意のキャンバス <TV>(89) からみつく愛欲の罠<未>(93) 運命の瞬間(とき)/そしてエイズは蔓延した<TV>(93) 殺しの前に口づけを<未>(93) ニュー・エイジ (94) 今そこにある危機 (94) 潜入!黄金の三角地帯/よみがえるソルジャー <未>(94) リスボン物語 (95) 超常殺人者2 <未>(95) キンドレッド/狼の血族<TV>(96) ザ・プリテンダー/仮面の逃亡者<TV>(96) ツイン・フォールズ・アイダホ (99)ザ・セル(2000)パニックルーム(2001)などがある。
ジョーン・ベネット Joan Bennett
サスペリアの副校長を演じた。1910年2月27日、アメリカのニュージャージー州パリサデス生まれ。本名ジョーン・ジェラルディーン・ベネット。俳優のリチャード・ベネットとエイドリアン・モリソンの間に生まれる。姉妹のバーバラとコンスタンスも女優。「若草物語」 (33) で人気を得て、フリッツ・ラング監督の「飾窓の女」(44) やジャン・ルノワール監督の「浜辺の女」(46) といった悪女もの、「花嫁の父」(50)「可愛い配当」(51)の母親役で本領を発揮する。 落馬で脚を骨折、「彼女は金満家がお好き」(32)の撮影は6カ月遅れた。1951年に製作者の夫が嫉妬と妄想に駆られて彼女のエージェントを撃つという事件が起きた。歌のシーンは自分で歌い、吹き替えを使うことはなかった。趣味はインテリア・デコレーティング、ガーデニング、馬のミニチュアの収集。 著書に「How to Be Attractive」(43)。 「Girl Talk」誌にコラムを連載していた。彼女は以下のような言葉を残している。"I don't think much of most of the films I made, but being a movie star was something I liked very much." 1990年12月07日ニューヨーク州のスカースデールで心臓発作のため死去。享年80歳。この時、彼女には13人の孫がいた。 サスペリアが映画での遺作。82年の「Divorce Wars: A Love Story」が最後のテレビ出演となった。画像。ジョーン・ベネットはスターシステムが存在していた時代からの根っからのスター女優だ。サスペリアの撮影時。ベネットはいつも自分の控え室にいて、出番になったときだけセットにあらわれたという。

 主な出演作品:浮かれ街道 (28) ブルドッグ・ドラモンド (29) 薫る河風 (29) 海の巨人 (30) 目醒めよ女性 (30) 医者の妻 (31) 影を持つ女 (31) 金髪乱れて (32) 山に住む女 (32) 白い友情 (34) ミシシッピ (35) モダン騎士道 (35) モンテカルロの銀行破り (35) 今宵は二人で (35)アメリカの恐怖 (36) 結婚の贈物 (36) 幸福は空から (36) 航空十三時間 (36) 非情の弾痕/赤ちゃんとダイヤモンド <未>(36) ファッション・タイム <未>(37) 画家とモデル (37) テキサス人 (38) 再会 <未>(38) 貿易風 (38) 入江の向うの家 <未>(40) マン・ハント (41) 愛への旅路 <未>(45) 決死の猛獣狩り <未>(47) 扉の陰の秘密 (48) 第十一号監房の暴動 (54) 俺たちは天使じゃない (55) 血の唇 (70) 怪奇!超自然の眼 <TV>(72)

ミーゲル・ボゼ Miguel Bose
サスペリアでマークを演じた。1956年4月3日年パナマ生まれ。主な作品は「Gli Eroi」(72)、「Vera, un cuento cruel 」(73)、「Retrato de familia」 (76)、「Oedipus Orca」 (76)、「Giovannino 」(76)、「Garofano rosso」 (76)、「La Gabbia」 (77)、「California 」(77)、「En penumbra 」(85)、「サハラの秘宝 」(87) 、Shangay Lily」(89)、「El Avaro 」(89)、「ハイヒール」 (91) 、「ジェリコー・マゼッパ伝説」 (93) 、「王妃マルゴ 」(94) 、「彼女の彼は、彼女」 (94) 、「Gazon maudit 」(95) 、「Amor digital 」(96)、「 Libertarias」 (96)、「 Oui 」(96)、「 La Mirada del otro 」(98) など。ヨーロッパとラテンアメリカでは有名なポップスシンガーでもある。
マイケル・ブランドン Michael Brandon
4匹の蝿でロベルトを演じた。1945年4月20日ニューヨーク州ブルックリン生まれ。本名はマイケル・フェルドマン。女優リンゼイ・ワグナーと76年に結婚したが4年で離婚している。他の出演作に、ふたりの誓い (70) わが心の天使 <未>(71) 狂気のビルジャック/監禁エレベーター爆破7秒前<TVM> (72) スターダストの女王 <TVM>(74) 反逆のヒーロー/ジェームズ・ディーン <TVM>(76) パニック・オブ・シンドローム/危機一髪巨大原子 炉大爆発!<TVM>(77) 恐怖の週末 <TVM>(79) LOVEシーズン (80) ベストフレンズ (81) はみだしコップ・デンプシー&メイクピース <TV>(84) 霊界からのメッセージ・降霊盤の謎 <TVM>(85) レプスキー危機一発/ロシア皇帝の秘宝 (89) レプスキー最後の挑戦/コートダジュール殺人事件 (89) レプスキー絶体絶命/その男凶暴につき (89) レプスキー大胆不敵/ジェネシスNO18(89) アポカリプス・ウォッチ/陰謀の黙示録 <TVM>(96)などがある。
クララ・カラマーイ Clara Calamai
サスペリア2でカルロの母親マーサを演じた。1915年9月7日イタリア、プラート生まれ。1938年アルド・ヴェルガーノ監督の「ピエトロ・ミッカ」で映画デビュー。ヴィスコンティ監督の処女作「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(42) では当初アンナ・マニャーニがやることになっていた主演女優の座を得る。他の作品に白夜(57)華やかな魔女たち(66)などがある。1998年9月21日、脳卒中のためイタリアのリミニで死去。
ピエル・パオロ・カポーニ Pier Paolo Capponi
わたしは目撃者でスピーニ刑事を演じた。他に、「地獄の戦場コマンドス」 (68)、「マフィア秘話・囮の復讐 <未>」(70)、「黙示録1945/ここに核の全てがある <未>」(87)など。
チンジア・デ・カロリス Cinzia De Carolis
わたしは目撃者の子役ロリーを演じた。。別名シンディ・ハミルトン。その他の出演作に「La Notte dei diavoli」(72)、「Malia, vergine e di nome Maria」 (75)、「Libidine」 (79)、「Apocalisse domani」 (80)がある。
キアラ・カッセリ Chiara Caselli
スリープレスでヒロインのグロリアを演じた。1967年、イタリアのボローニャ生まれ。高校時代から演劇の勉強を始め、ボローニャの演劇学校で学位を取得、ニューヨークのアクターズ・スタジオの講師ドミニク・デファジオのワークショップに参加しながら、85年も舞台を初体験し、89年に映画デビュー。短編映画「Per Sempre(Forever)」(99)で監督に初挑戦した。「めざめの時」(91)でフランス作品、「マイ・プライベート・アイダホ」(92)でアメリカ作品に出演した。主な出演作品は、「魚のスープ」(92)、「フィオリーレ/花月の伝説」(93)、「愛のめぐりあい」(95)、「アーク/失われたマヤの財宝」(99)。
ステファニア・カッシーニ Stefania Casini
サスペリアのサラを演じる。1948年9月4日、イタリアのサンドリオ生まれ。建築を学んだ後、ミラノの演劇学校に通う。69年にテアトロ・サン・バビラの舞台に立つ。ピエトロ・ジェルミ監督の「Le Castagne sono Buone」(70)で映画デビュー、以後、アンディ・ウォーホル製作の「処女の生血」(74)、「「ダーティ・チェイサー/凶悪犯死の大逃走500キロ <未>」(74)、「傷だらけの帝王 <未>」(74) 「アンディ・ウォーホルのBAD」(76)、ベルナルド・ベルトリッチ監督の「1900年」(76)、アントニオ・ビドーの「ソラメンテ・ネロ」 (78)、ピーター・グリーナウェイ監督の「建築家の腹」(87)、などに出演。監督作に「Lontano da dove Coregia Francesca Marciano」(83)、「Un Paradiso di bugie」(96)などがある。
イアン・チャールソン Ian Charleson
オペラ座/血の喝采で舞台監督マルコを演じた。1949年08月11日イギリス、スコットランドのエジンバラ生まれ。エジンバラ大学で建築学を学ぶが、演劇に興味を持ち、芸術学に転向。卒業後、ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティックアーツの会員の地位を得る。出演作に 「Jubilee」 (77) 、「終りよければすべてよし」 (80)、「 炎のランナー 」(81) 、「ガンジー 」(82) 、「Ascendancy 」(82)、「 グレイストーク/類人猿の王者ターザンの伝説 」(83)、「 ゲームの達人<TV>」(84) 、「大痙攣 <未>」(86)、「 コードネーム・キリル <TV>」(87)がある。 炎のランナーの出演に際しては役作りのため聖書を最初から最後まで読んだという。 1990年1月06日ロンドンでエイズのため死去。
ジェニファー・コネリー Jennifer Connelly
フェノミナでジェニファーを演じた。1970年12月12日 アメリカ、ニューヨーク州キャットスキルマウンテンズ生まれ。本名はジェニファー・アン・コネリー。11歳のとき、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」 (84)で映画でビュー。2001年、「ビューティフル・マインド」のアリシア役でアカデミー助演女優賞とゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞。他の作品に ジェニファーの恋愛同盟 (86) ラビリンス/魔王の迷宮 (86) エトワール (88) ダルク家の三姉妹 (88) 恋の時給は4ドル44セント (90) ホット・スポット (91) ロケッティア (91) ハート オブ ジャスティス <TVM>(92) 愛の奴隷 (94) ハイヤー・ラーニング (95) 誘惑の恋人たち (96) 狼たちの街 (96) 秘密の絆 (97) ダークシティ (98) など。

ブラッド・ダーリフ BRAD DOURIF 
『トラウマ/鮮血の叫び』でロイド医師を演じた。1950年米ウエストバージニア州ハンチントン生まれ。75年「カッコーの巣の上で」でアカデミー助演男優賞にノミネートされる。その他の出演作品:「エクソシスト」(73)「デキシー・ダンスキングス」(74)「カッコーの巣の上で」(75)「雪に咲いたバラ」(76)「アイズ」(78)「愛と悲しみの樹 スタッズ・ロンガン物語」(79)「ガイアナ人民寺院の惨劇」(80)「天国の門」(81)「ラグタイム」(81)「砂の惑星」(84)「フラッシュ・バック」(85)「ブルー・ベルベット」(86)「許されざる復讐」(86)「チャイルドプレイ」(88)「ミシシッピー・バーニング」(88)「危険な天使」(88)「ハイウェイ・ポリス91」(88)「エクソシスト3」(90)「地下室の悪夢」(90)「チャイルド・プレイ2」(声)(90)「スポンティニアス・コンバッション」(90)「ワイルド・ボーイ」(90)「チャイルド・プレイ3」(声)(91)「ジャングル・フィーバー」(91)「ボディ・パーツ」(91)「ロンドン・キルズ・ミー」(91)「チェイン・ジャンクション」(91)「彼方へ」(91)「クリッター4/ファイナル・ウォーズ」(92)「サイレント・ウルフ 沈黙の狼」(92)「ファイナル・ジャッジメント」(92)「ルシファー」(93)「アモス&アンドリュー」(93)「薔薇の素顔」(94)「告発」(94)「デスマシーン」(94)「スター・コンバット」(95)「ストーン・コールド2」(95)「ナイトウォッチ」(96)「偽装死体」(96)「スピーシーズ・リターン」(96)「エイリアン4」(97)「リスキーブライド/狼たちの絆」(97)「チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁」(声)(98)「ブラウンズ・レクイエム」(98)「ルール」(98)「ネット・ジャック」(99)「ゴッド・アーミー」(2000)「ファング・オブ・モンスター」(2001)

ステファノ・ディオニジ  Stefano Dionisi
スリープレスでジャコモを演じた。1966年10月1日、イタリア、ローマ生まれ。19歳でテレビドラマ「ローズ」でデビュー。ナスターシャ・キンスキーと共演した「Il Segreto」(89)で映画に進出。94年の「カストラート」ではイタリアのアカデミー賞に当たるダビデ・ディ・ドナテッロ賞を受賞した。主な出演作に、パルチザン 対ナチス解放戦線 (2000)、年下のひと (1999)、暗い日曜日 (1999)、セクシュアル・イノセンス (1998)、バンボラ (1996)、遙かなる帰郷 (1996)、オーメン黙示録 (1996)、カストラート (1994) 、蝶の夢(ビデオ題:新・肉体の悪魔)。
ロッセラ・ファルク Rossella Falk
スリープレスでローラを演じた。1926年11月10日にイタリアのローマ生まれ。フェリーニの「81/2」(63)ではロッセラを演じた。「新・殺しのテクニック」やウンベルト・レンツィ監督の「血塗られた7本の蘭(原題)」「タランチュラ」、アルベルト・デ・マルティーノ監督の「The Killer Is on the Phone」などのスリラー映画に数多く出演する。その他、「Wandering Stars」(83)、「Love Story with Cramps」(95)などがある。本名アントニア・ファルザカッパ。
ミムジー・ファーマー Mimsy Farmer
四匹の蠅で、ニーナを演じた。1945年02月28日アメリカのイリノイ州シカゴ生まれ。「スペンサーの山」(63) の清純娘役でデビュー。「帰郷」 (65) 、「暴走52マイル」 (66)に出演後、「モア」 (69)で個性派女優として脱皮する。ルジェロ・デオダートの「コンコルド」(79)、「ブラディ・キャンプ/皆殺しの森 <未>」(86)、「ルチオ・フルチの 恐怖!黒猫 <未>」(80) や「炎のいけにえ」(74)などのホラーの他、「ポケットの愛」(77)、「危険旅行」(78)、「ベレッタの女/最後の誘惑」 (87)などに出演した。
アンソニー・フランシオサ Anthony Franciosa
シャドーで作家のピーター・ニールを演じる。1928年10月25日 アメリカ、ニューヨーク市ニューヨーク生まれ。 本名はアンソニー・パパレオ。別名トニー・フランシオサ、フランシスコ・ゴヤ。 夜を逃れて(57)でアカデミー主演男優賞にノミネート、ヴェネチア国際映画祭では男優賞を受賞する。 果てしなき夢 (59) で ゴールデン・グローブ 男優賞(ドラマ)受賞。出演作品に 群衆の中の一つの顔 (56) 野性の息吹き (57) 長く熱い夜 (58) 裸のマヤ (59) 蒼い渚 (61) マドリードで乾杯 (64) リオ・コンチョス (64)ダイヤモンド作戦 (65) クィーン・メリー号襲撃 (66) スインガー (66) 空から赤いバラ (67) 甘い暴走 (68) 魚雷特急 (68) 110番街交差点 (72)ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的 (75) リベンジャー (79) スキャンドール (80) ロサンゼルス (82) 偽りのジェラシー (88) 訣別の街 (96) など。
ジェームス・フランシスカス James Franciscus
わたしは目撃者で新聞記者ジョルダーニを演じた。1934年01月31日、アメリカ、ミズーリ州クレイトン生まれ。エール大学で英文学と演劇を学ぶ。大学時代はフットボールの花形プレーヤーだったが、膝を痛めて俳優に転向。「わたしは目撃者」撮影前にはテニスプレイヤーとしてトーナメントに出場している。56年、在学中に「四人の少年と一挺のガン」で映画デビュー。以後、60年代のテレビシリーズ「裸の町」などの主演を務める。「ミスター・ノバック」(63)では65年のゴールデングローブ最優秀テレビ男優賞にノミネートされた。映画出演作に「続・猿の惑星」 (70)、「キラーフィッシュ <未>」(78)、「コンコルド」(79)、「シティ・オン・ファイア」(80)、「世界崩壊の序曲」(80)「硫黄等の英雄」「白馬奪回作戦」「若き日の恋」(64)などがある。「奇跡が降る街」(91)では原案・製作を手掛けたが、91年7月8日カリフォルニア州ノースハリウッドで肺気腫のため死去。
ホルスト・フランク Horst Frank
わたしは目撃者に出演。1929年5月28日ドイツ生まれ。「撃墜王アフリカの星」 (57) 、「鮫と小魚」 (57)、「 皆殺しのジャンゴ/復讐の機関砲(ガトリングガン)」 (68)などがある。後年テレビ映画に多数出演した。99年5月25日ドイツのハイデルベルグで心臓病のため死去。
ジュリアーノ・ジェンマ Giuliano Gemma
シャドーでジェルマニ警部を演じた。1938年9月2日、イタリア、ローマで貧しい家庭に生まれる。本名ジュリアーノ・ロベルト・アルマンド・ジェンマ。体操、ボクシング、水泳、乗馬を得意とするスポーツマンで、17歳の時には数々の競技でメダルを得る。高校卒業後、1年間兵役に服した後、バーテン、パン屋の店員、セールスマン、人夫、消防士などの職を転々。57年ローマの名門演劇学校ビデス・フィルムに入り、2年間演技の基礎を学んだ。58年には多くの映画にエキストラ出演するようになり、卒業後はチネチッタ・スタジオ専属のエキストラやスタンドインとして働いた。59年、ウイリアム・ワーラーの「ベン・ハー」で、ジェンマはスティーヴン・ボイドの親衛隊の一人としてチャールトン・ヘストンに掴みかかる兵士を演じた。ドッチオ・テッサリは、ローマ市内のジムで体操のトレーニングをしているジェンマを発見。184cmの大柄な体から繰り出される身のこなしに惚れ込み、彼の監督デビュー作「タイタンの逆襲」の主演に選んだ。テッサリが65年に監督したマカロニウェスタン、「夕陽の用心棒」ではモンゴメリー・ウッドの変名を使用しブレイク。64年に結婚したナタリア・ロベルタとの間の2人の娘のうち、ベラは「スタンダールシンドローム」に出演。その後、「スカーレット・ディーヴァ」ではフランス人の友人役に扮した。他の作品に タイタンの逆襲 (62) 山猫 (63) 鉄腕マチステ (63) アンジェリク/はだしの女公爵 (64) 荒野の1ドル銀貨 (65) 続・さすらいの一匹狼 (65) 続・荒野の1ドル銀貨 (65) さいはての用心棒 (66) 南から来た用心棒 (66) 荒野の一つ星 (67) 星空の用心棒 (67) 怒りの荒野 (67) バスタード (68) 欲情の島 (68) 荒野の大活劇 (69) 特攻大戦線 (71) ザ・ビッグマン (72) ゴールデン・ボーイ/危機また危機 (73) ジュリアノ・ジェンマの くたばれカポネ (73)ミラノの恋人 (74) 縄張(シマ)はもらった! (74)  ドン・コルレオーネの娘/禁断 (83) クラレッタ・ペタッチの伝説 (84)女たちのテーブル (85)など。
エレオノラ・ジョルジ Eleonora Giorgi
インフェルノでサラを演じる。1953年10月21日ローマ生まれ。父親はイギリス系イタリア人で、母親はハンガリー人。プロデューサーだった父親フランチェスコ・ジョルジの元で7人兄妹の長女として育った。長男ランベルトはTVで活躍しており、妹ベアトリーチェは舞台を中心に活躍。 エレオノーラはローマの美術学校を卒業後、73年にドメニコ・パオッラが監督した「引退した尼僧の物語」で映画デビュー。エロティック作品を中心に活躍。 近頃は映画よりも舞台に活躍の場を移し、演技派女優への転身を図っている。主な作品に、「欲望の果実/許されぬ愛の過ち<未>」(74) 「サファリ・ラリー <未>」(78) 「ヌードの女 <未>」(81) 「愛の謝肉祭 <未>」(82) 「恥辱の飼育 <未>」(87)など。 82年、モントリオール国際映画祭でBorotalco (82)の演技で最優秀女優賞受賞。
ジェシカ・ハーパー  Jessica Harper
サスペリアのスージ・バニオンを演じる。1949年10月10日、アメリカのイリノイ州シカゴ生まれ。67年からボストンのセイラ・ローレンス大学で声楽とダンスを学び、69年にブロードウェイのミュージカル「ヘアー」のオーディションに合格。シーラ役を2年間演じて話題となる。ブライアン・デ・パルマ監督の「ファントム・オブ・パラダイス」(74)の主演女優フェニックスを演じ、映画界での地位を得た。他に「ショック・トリートメント」(81)、「パパ/ずれてるゥ!」(71)、「ウッディ・アレンの 愛と死 <未>」(75) ボーイ・ワンダーの孤独 <未>」(76)、「 エビクターズ/惨殺の家 <未>」(79) 、「愛と哀しみの樹/スタッズ・ロニガン物語 <TVM>」(79)、「スターダスト・メモリー」(80)、「ペニーズ・フロム・ヘブン <未>」(81)、「フロム・ザ・ダークサイド <TV>」(84)、「メディア/虚構の世界 <未>」(85)、「ブルーイグアナ<未>」 (88)、「屋根うらの怪人/キャンパスの春は大椿事! <未>」(89)、「最高の恋人 」(93)、「BOYS」(96)など。ハーパーは子供向けの歌の分野で歌手としても高い評価を得ており、彼女のアルバム「Nora's Room」はいくつかの賞を受けている。ジェシカ・ハーパーはメイフラワー号に乗ってアメリカにやってきた貴族一家の出身だ。
デビッド・ヘミングス David Hemmings
サスペリア2のマークを演じる。1941年11月18日、イギリスサリー州ギルドフォード生まれ。ミケランジェロ・アントニオーニ監督の「欲望」(67)に主演して地位を確立。現代人の精神的不安と恐怖を見事に演じ、一躍イギリス映画界のホープとなった。幼少時に学校で歌唱の賞をもらい、以来、声変わりするまでボーイ・ソプラノとして活躍した。映画デビューは50年。ロンドンの美術学校で絵画を学んでいたこともある。70年代には映画製作会社ヘムデイルを設立、プロデュースや監督にも進出、73年には監督2作目の「別れのクリスマス」でベルリン映画祭銀熊賞を受賞した。主な作品に「バーバレラ」(67)、「ジャガーノート」(74)、「パワー・プレイ」(78)、「ジャスト・ア・ジゴロ」(監督・出演)(78)などがある。
スージー・ケンドール Suzy Kendall
歓びの毒牙でジュリアを演じた。1944年イギリス、ダービシャー州ベルパー生まれ。父親はインテリアショップの経営者だった。修道院学校を卒業後、ダービー・アート・カレッジに学び、布地デザイナーになるが、父の死後、経営に乗り出したレストランが不振で写真モデルに転身。ロンドンに出て、写真のモデルとなった。雑誌の表紙に出た写真で、製作者クリストファー・アイルスに発見されて、65年、「スワッグマンガ飛びあがる」の端役で映画初出演。「歓びの毒牙」以降、ヨーロッパの猟奇スリラーに多数出演した。出演作品に「殺しのエージェント」(66)、「いつも心に太陽を」(67)、「黄色い戦場 」(69)「三人の容疑者」(71)、「影なき淫獣」(74)、「Spasmo」(74)、「怒霊界エニグマ」(88)などがある。身長5フィート4インチ。俳優ダドリー・ムーアと結婚したが、3年で離婚している。
ウド・キア Udo Kier
サスペリアの精神分析学者フランク・マンデルを演じる。1944年10月14日、ドイツのケルン生まれ。「悪魔のはらわた」 (73)「 処女の生血」 (74)「O嬢の物語 」(75) などに出演。他の出演作に「麻薬(ヤク)<未>(69) 「残酷!女刑罰史」(70) 「ブラッドヘル」<未>(75) 「ジキル博士と女たち/暴行魔ハイド <未> 」(81) 「セダクション <未> 」(82)「 プリズンボンバー/地獄のサティアン <未> 」(82) 「エピデミック〜伝染病 <未> 」(87) 「ドイツチェーンソー大量虐殺 」(90) 「マイ・プライベート・アイダホ」(91)「ヨーロッパ」 (91) 「テロ2000年集中治療室」 (92)「 バラ色の選択 」(93) 「弟はミュータント? <未> 」(93)「 エース・ベンチュラ」 (94) 「キングダム」 (94) 「JM」 (95)「デッドボディ<未>」(95) 「ユナイテッド・トラッシュ」 (95) 「バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記」(96) 「ピノキオ」 (96)「奇跡の海」 (96) 「エンド・オブ・バイオレンス」 (97)「グランド・クロス <未>」(98) 「ブレイド」(98) 「アルマゲドン」(1998)など。
ガブリエレ・ラビア Gabriele Lavia
サスペリア2のカルロ、インフェルノでもカルロという役を演じる。スリープレスではベッティ氏を演じた。1942年、イタリアのミラノ生まれ。ローマの国立演劇学校を卒業し、舞台経験を積む。自ら劇団を組織、舞台も監督した。80年代には映画監督業にも進出している。69年、マウロ・ボロニーニ監督の「Metello」で映画デビュー。続いて、ダミアーノ・ダミアーニ監督の「Girolimoni,il Mostro di Romaローマの怪物:ジロリモニ(未)」(72)と「il Sorriso del Grande Tentatore」(74)に出演した。その他「デアボリカ」(73)、「ゼダー・死霊の復活祭」(82)「海の上のピアニスト」(98)など。最近ではイタリアでオペラの舞台にも立っている。監督作品は「スキャンダラス・鏡の中の背徳 」(86)「ベレッタの女/最後の誘惑」(87)など。舞台女優アナリタ・バルトロメイと離婚後、「楡の木陰の愛」の主演女優モニカ・グエリトーレと再婚。
ヴェロニカ・ラザール Veronica Lazar
インフェルノの看護婦(メイターテネブラルム)、スタンダール・シンドロームでマリーの母親(イタリア版以外はカット)を演じた。その他の出演作品に「ラストタンゴ・イン・パリ」(72) 、「ルナ 」(79)、「 ビヨンド」(80) 、「E tu vivrai nel terrore - L'aldil?」 (81) 、「ある女の存在証明」(82) 、「Io e mia sorella」(87)、「シェルタリング・スカイ」 (90) 、「ザ・ブロンド」 (93)などがある。
ダリラ・ディ・ラッザーロ Dalila Di Lazzaro
フェノミナの看護婦長を演じた。53年1月29日イタリア、ウディーン生まれ。「悪魔のはらわた」(73)の女人造人間など、冷血美女役が多いが、エロティック映画にも数多く出演する。「フランコ・ネロ/強奪〜インサイダー〜 <未>」(80) や「裏窓の女」、「ポーカー・フェイス/アラン・ドロン・ウィズ・ジャック・ドレー <未>」(80)、Il Bandito dagli occhi azzurri (82)、「ラスト・ターゲット/狙われたスパイたち <未>」(84)、Paganini (89)、Spogliando Valeria (89) 「Newレディドール」(90)など。
バルバラ・レリッキ Barbara Lerici
スリープレスで売春婦のアンジェラを演じた。出演作に、The Chambermaid on the Titanic(97)、Johnny the Partisan (2000)、Da zero a dieci(2001)などがある。

バーバラ・マノルフィ Barbara Magnolfi
「サスペリア」でオルガを演じた。その他の作品に主演作「ウルスラの呪い」(78)、「恥辱の飼育」(78)、ルジェロ・デオダート監督の「サバイバル・ショット」(85)などがある。

カール・マルデン Karl Malden
わたしは目撃者でアルノを演じた。1914年3月22日、アメリカ、インディアナ州にユーゴスラビア系移民の子として生まれる。アーカンソー教育大学在学中に俳優を志す。本名マルデン・セクロビッチ。1938年「ゴールデン・ボーイ」でブロードウェイ舞台デビュー。映画デビューは40年の「They Know What They Wanted」。47年、エリア・カザン監督の「影なき殺人」の脇役で注目され、51年、「欲望という名の電車」でアカデミー助演男優賞受賞。出演作にヒッチコックの「私は告白する」(53)や「謎のモルグ街」(54)、「波止場」 (54)(アカデミー助演男優賞ノミネート)、「終身犯 」(61)、「西部開拓史 」(62)、「パットン大戦車軍団」 (70)「ポセイドン・アドベンチャー2」 (79)、「メテオ」 (79) などがある。特異な風貌と演技で有名となった。57年「タイム・リミット」で演出も試みている。
エレーナ・マルシェジーニ  Elena Marchesini
スリープレスでプールで溺死させられるダンサー(猫)、肉の蝋人形では娼館に出入りする若い売春婦を演じた。
ジャン=ピエール・マリエール Jean-Pierre Marielle
「4匹の蝿」のジャンニ役。1932年フランスのパリで生まれる。他の出演作に「刑事キャレラ/10+1の追撃」 (72) 、「優しく愛して」 (85)、「イヴォンヌの香り」 (94)、「パトリス・ルコントの大喝采」 (96)などがある。95年、「Les Milles」の演技で上海国際映画祭最優秀男優賞を受賞。
クリスティーナ・マルシラッチ Cristina Marsillach
オペラ座/血の喝采 で主演のベティを演じる。1963年9月30日スペイン、マドリッド生まれ。スペインの映画一家出身で妹のブランカ・マルシラッチも女優。「殺意の瞬間」(84)「マラケッシュ・エキスプレス」(88) の他、「El Poderoso influjo de la luna 」(80)、「 Estoy en crisis 」(82)、「Adolescencia 」(83) 、「Crimen en familia」 (85)、T・ハンクスと共演した「さよならは言わないで」(86)や 姉ブランカと絡んだ「スキャンダル・愛の罠」(85)、「Donne armate」(90)、「 Barroco」 (1990)など。85年にはジョルジォ・アルマーニのテレビCM(監督:マーチン・スコシージ)にも出演している。
アルド・マッサーソ Aldo Massasso
肉の蝋人形でランバン警部、オペラ座の怪人ではポワデュー、スリープレスでは年輩の警部を演じた。ルチオ・フルチの「野獣死すべし」や「悪魔の墓場」などにも出演している。
リー・マクロスキー Leigh McCloskey
インフェルノのマークを演じる。1955年6月21日アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。テレビドラマ「リッチマン・プアマン」(76)で人気を博す。主にテレビで活躍。出演作に「 バミューダの謎/魔の三角水域に棲む巨大モンスター!<TV>」 (78) 、「ハーツ・アンド・アーマー <未>」(82) 、「セクシーキャンパス美女旋風/恋のグルメは百発百中?!<未>」(85)、「 彼女はハイスクール・ボーイ」 (85) 、「ダーティー・ランドリー/悪い奴ほどよく洗え」 (86) 、「ダブル・リベンジ/地獄の標的」 (88) などがある。
ウィリアム・マクナマラ William McNamara
オペラ座/血の喝采でウルバーノを演じた。1965年3月31日テキサス州ダラス生まれ。他の出演作に、 ラスト・ショー2 (90) サバイビング・ゲーム (94) 逃げる天使 (94) コピーキャット (95) 友情の翼 (96) 同居人/背中の微かな笑い声 (97) などがある。
マーシャ・メリル Macha Meril
1940年9月3日モロッコ生まれ。ソルボンヌ大学で学ぶかたわら,演劇教室に通っているうち、ジェラール・ウーリー監督に見出され、59年に「熱い手」で映画デビュー。64年,ジャンリュック・ゴダール監督の「恋人のいる時間」でセクシーな肢体を披露,その大胆な演技で,シュザンヌ・ピアンケッテイ賞を受賞した。69年に結婚。主な作品は「獅子座 」(59) 、「 戦士の休息」 (62)、「 僕のベッドは花ざかり」 (63)、「 ザ・スパイ」 (66) 、「愛のためいき」 (66)、「 昼顔 」(66) 、「6つ子のパパは宇宙人 <未>」(68)、「 暴行列車」 (75) 、「シナのルーレット」 (76) 、「2人のロベール/花嫁募集中 <未>」(78) 、「デビッド・ハミルトン/テンダーカズン 妖しき従姉妹 <未>」(80)、「 愛と哀しみのボレロ 」(81) 、「愛する者の名において 」(82)、「 死への逃避行 」(83) 、「冬の旅」 (85)、「 デュエット・フォー・ワン <未>」(86) 、「ミーティング・ヴィーナス」 (91) 、「二重の鏡像 <TV>」(91) 、「魚のスープ」 (92) など。連絡先はc/o Artmedia 10 avenue George-V 75008 Paris
アイリーン・ミラクル Irene Miracle
1954年1月24日アメリカオクラホマ州スティールウォーター生まれ。 サンフランシスコ、ケニア、ローマ、パリ、、マドリッド、ヘルシンキ、バルセロナなどを転々とする。「ミッドナイト・エクスプレス 」(78)で ゴールデン・グローブ 新人女優賞受賞。 「暴行列車」 (75) 、「夜にまぎれて <未>」(87)、「スレット/脅迫 <未>」(88)、「パペット・マスター <未>」(89)、「ウォッチャーズ2 <未>」(90)、「Walking Thunder」 (1997)などに出演する。身長5フィート9インチ。衣装デザイナーとしても活躍している。画像1画像2画像3
ロミーナ・モンデロ Romina Mondello
肉の蝋人形でソニアを演じた。74年3月1日、ローマ生まれ。92年18歳の時に「ハイランダー4」のイリナ役で出演。映画デビューは95年「PALERMO MILANO SOLO ANDATA」のキアラ役。97年には「女優マルキーズ」でソフィー・マルソーと共演。その他、「IL SINDACO」(96)「I VOLONTARI」(98)などがある。
トニー・ムザンテ Tony Musante
歓びの毒牙でサム・ダルマスを演じた1936年6月30日、イタリア系移民の子としてアメリカ、コネチカット州ブリッジポートで生まれる。ノース・ウエスタン大学、オバーリン・カレッジで学ぶ。母が教師だったため、自らも教師を目指すが、心理学を学ぶうちに演劇に目覚め、地方で舞台に立つ。軍役後、ニューヨークにてオフ・ブロードウェイ、テレビなどで活躍。「泥棒を消せ 」(65) に出演後、デュポンの特別テレビ番組「恐怖に乗って」に出演した。役は残酷きわまるヤクザ役だったが、これが大いに買われた。68年、「ある戦慄」でも演じたヤクザ役が認められ、アルゼンチンのマルデルプラタ映画祭で最優秀男優賞を受賞する。同年、アルジェント脚本の「ある夕食のテーブル」に出演。エンリコ・マリア・サレルノが70年に初監督した「ベニスの愛」にも出演している。テレビシリーズ「刑事トマ」で人気が出た。62年、「刑事トマ」の脚本家だったジェーン・スパークスと結婚している。他の出演作に「刑事(でか)」「悪の華/パッショネイト」 (83) 、「スキャンダル・愛の罠 」(85)、「スパイ・コネクション」(83) 、「The Deep End of the Ocean」 (99)など。 身長5フィート9インチ。
エロス・パーニ Eros Pagni
「サスペリア2」でカルカブリーニ刑事を演じた。1939年8月28日イタリアのラ・スペツィア生まれ。ローマ演劇院で学んだのち、58年ジェノバ・レパートリー劇場の舞台「人間嫌い」でデビュー。63年「Amore in 4 Dimensioni」の挿話で映画にも進出した。主な作品に「流されて…」 (74) 「えんどう豆」(81)「女トラッカー/甘い爆走」 (87) 「アメリカから来た男」(91)「星降る夜のリストランテ」(98)など。
アニア・ピエロニ Ania Pieroni
映画デビューはA・ラットゥアーダ監督作品「今のままでいて」(78)。続いて「Mani di velluto」(79)に出演。80年の「インフェルノ」では3人の魔女のうち最も美しいメイター・ラクリマルムを演じた。 ルチオ・フルチの「墓地裏の家」(81)でベビー・シッターを演じた後、「シャドー」では万引き常習者のエルザ・マンニを好演している。コメディ映画「ドラキュラ一家:地上げのえじき」(85)に出演した後、80年代のイタリアを代表する政治家ベッティーノ・クラクシとの関係がスキャンダルとなる。ピエロニは元首相クラクシの愛人であり、小規模だが重要なポジションをイタリアで占めていた党のテレビ局のオーナー役も一任されていた。その後、クラクシは汚職によって投獄されるのを知り、単身イタリアを脱出、ピエロニは結果的にTV局のオーナーの座を追われた。クラクシはチュニジアで2000年1月に死亡。
サッシャ・ピトエフ Sacha Pitoeff
インフェルノで骨董屋カザニアンを演じた。1920年3月11日、スイス、ジュネーブ生まれ。他の作品に「スパイ」 (57) 、「去年マリエンバートで」(60)、「Prize, The」(1963) 、「Lady L」(65) 、「Night of the Generals, The」 (67) 、「Louve solitaire, La 」(68)、「 Patrick vive ancora」(80) など。1990年7月フランスのパリで死去。
ドナルド・プレザンス Donald Pleasence
フェノミナでジョン・マクレガー博士を演じた。1919年10月05日イギリス、ノッチングハムシャー、ワークソップ生まれ。出演作に 島のならず者 (54) 黒い天幕 (56) 船の女 (57) 死体解剖記 (59) 裸の鏡 (59) 殺人鬼登場 (60) 暴力の門 (61) 脱走 (62) 大脱走 (63) ビッグトレイル (65) 袋小路 (65) ミクロの決死圏 (66) 将軍たちの夜 (66) 007は二度死ぬ (67) ウィル・ペニー (67) マッチレス殺人戦列 (67) ソルジャー・ブルー (70) THX−1138(71) 国際殺人局K/ナンバーのない男 (72) サンド・バギー/ドカンと3発 (73) 悪魔の植物人間 (73) 呪われた墓 (73) ドラブル (74) 星の国から来た仲間 (75) ラスト・タイクーン (76) 鷲は舞いおりた (76) オー!ゴッド (77) さよならミス・ワイコフ (78) サージャント・ペッパー (78) ハロウィン (78) パワープレイ (78) ジャガーNO.1 (79) ドラキュラ (79) ニューヨーク1997(81) ブギーマン (81) ジャンク・イン・ザ・ダーク (82) ザッツ・ショック (84) ジャンゴ/灼熱の戦場 (87) パラダイム (87) ハンナ・セネシュ (88) バンパイア・イン・ベニス (88) パガニーニ・ホラー/呪いの旋律 (88) アガサ・クリスティー/サファリ殺人事件 (89) エドガー・アラン・ポー/早すぎた埋葬 (89)  デス・リバー/失なわれた帝国 (89) ミラクル・タイガー/魔界大冒険 (89)ウディ・アレンの 影と霧 (92) 愛と戦火の大地 (92)ハロウィン6最後の戦い(95)サスペリア2000(95) など。1995年2月2日フランスのセントポール・ド・ベンスで死去。
コンチータ・プリージ Conchita Puglisi
スリープレスで娼婦アンジェラの友人、アマンダを演じた。ジュセッペ・トルナトーレ監督の「マレーナ」(2000)でも売春婦を演じている。その他「Mamma per caso(TV映画)」(97)などがある。
ウンベルト・ラオ Umberto Raho
わたしは目撃者でモニカの夫、アルベルト・ラニエリを演じた。出演作に「ロミオとジュリエット」 (64)、「告白」 (69) 、「処刑男爵 <未>」(72)、「Double Team 」(97)などがある。
エヴァ・レンツィ Eva Renzi
歓びの毒牙でモニカ・ラニエリを演じた。1944年11月3日、猛爆下のベルリン生まれ。父はオランダ人、母はフランス人。自尊心が強すぎて2つの学校を放校になり、16歳でベルリン・アクターズ・スタジオに入る。在学中に「陽気な幽霊」の女中役で舞台デビュー。評判になって、テレビ「家族パーティ」のレギュラーを演じ、すぐに「ベルリンはひとつの罪」の主役でデビュー。イギリスの製作者ハリー・サルツマンと契約を結び、ハリウッド映画にも出演する。「甘い戯れ」で共演したパウル・フープシュミットと結婚した。主な作品に「パーマーの危機脱出 」(66) 、「未青年」(67)、「ダイヤモンド強奪作戦」(68) など。
レナート・ロマーノ Renato Romano
「歓びの毒牙」ではサムの友人、カルロ・ドーバー教授を演じた。主な出演作品に「殺しを呼ぶ卵 」(68)、「Dorian Gray 」(70)、「Frankenstein 80 」(74)、「Blue Nude」(77)など。
エンリコ・マリア・サレルノ Enrico Maria Salerno
「歓びの毒牙」でモロシーニ警部を演じた。1926年9月18日、イタリア、ミラノ生まれ。父親はシチリアの実業家、母親はバイオリニスト、弟のビットリオ・サレルノは映画監督。幼いときから演技に魅了され、旅芸人の一座に加わり、小劇場で活躍。映画は52年にルイジ・コメンチーニ監督の「La Tratta delle Bianche」に出演後、主に60年代-70年代にイタリアで活躍。70年には「ベニスの愛」で監督に乗り出した。主な作品に「アトランティス征服」(61)、「ゴールデン・ハンター」(64)、「続・黄金の7人ゴールデン作戦」(66)、「愛すべき女・女(め・め)たち」 (67)、「暗殺者のメロディ」(72)、「黒い警察」(73)などがある。94年、ガンのため死去。
マッシモ・サルキエリ Massimo Sarchielli
スリープレスで浮浪者のレオーネ、オペラ座の怪人ではブーケ役を演じた。60年代中頃から西部劇、70年代はマフィア映画などに出演した。アメリカ映画の「レディ・ホーク」(85)では宿屋の主人、「キャッスル・フリーク」(95)ではジャンネッティ役を演じた。主な出演作は、タビアーニ兄弟の「サン・ロレンツォの夜」(82)のマルーギ神父、「Devils of Monza」 (86)、ルチオ・フルチ作品の「ザ・クロック」、「In Love and War(TV作品)」(2001)と、「Vajont」(2001)など。
ジョン・サクソン John Saxon
シャドーでエージェントのブルマーを演じた。1935年08月05日アメリカ、ニューヨーク市ブルックリン生まれ。 本名はカーメン・オリコ。他の出演作に、狙われた女 (56) 年頃ですモノ! (58) 許されざる者 (59) 狂った野獣 (59) 聖なる漁夫 (59) 掠奪者 (60) 四人の無頼漢 (61)シェラマドレの決闘 (66) ガンファイターの最後 (69) シノーラ (72) 燃えよドラゴン (73) 暗闇にベルが鳴る (74) スイス・コネクション (75)ビッグ・マグナム77 (76) 特攻サンダーボルト作戦 (76) 出逢い (79) 宇宙の7人 (80) 地獄の謝肉祭 (80) ブラッド・ビーチ/謎の巨大生物!ギャルまるかじり <未>(81) シークレット・レンズ (82))エルム街の悪夢 (84) マフィア血の掟 <未>(85) 地獄のデスプリズン <未>(86) 片腕サイボーグ (86) エルム街の悪夢3/惨劇の館 (87) 未来警察マッド・ポリス (88) ストロンゲスト/史上最強の映画スターは誰だ!? (90)ビバリーヒルズ・コップ3 (94) フロム・ダスク・ティル・ドーン (96) など。57年 ゴールデン・グローブ有望若手男優賞受賞。
パオロ・マリア・スカロンドーロ Paolo Maria Scalondro
スリープレスでマンニ捜査官を演じた。
カトリーヌ・スパーク Cathrine Spaak
わたしは目撃者でアンナを演じた。1945年04月03日、フランス、ブーローニュ・ブリアンコール生まれ。父は「ミモザ館」(35)などで知られる脚本家のシャルル・スパーク、妹のアニエスも女優。祖父はベルギー人で外務大臣まで務めた政治家。父の仕事の関係でソフィア・ローレンに女優になるように勧められ、59年、ジャック・ベッケルの「穴」でデビュー。60年のラットゥアーダ監督の「十七歳よさようなら」でアイドルに。66年の「ホテル」でハリウッド入りするも、後にイタリアに戻る。「狂ったバカンス」(62)、「太陽の下の18歳」 (62)で共演したファブツィオ・カブッチと63年に結婚し、一児(ジャンルーカ・グィディ)をもうけるが、すぐに離婚。その後、その後、歌手のジョニー・ドレッリと同棲し、一児(ガブリエレ)をもうける。出演作に「恋のなぎさ」(63)、「夜は盗みのために」(67)、「女性上位時代」 (68)「痴情の森」などがある。66年1月28日号のライフ誌のカバーを務めている。
バッド・スペンサー Bud Spencer
1929年10月31日イタリア、ナポリ生まれ。別名カルロ・ペデルソーリ。「野獣暁に死す」 (68) 、「五人の軍隊」 (69)とアルジェント脚本作品に出演。他に「ハンニバル 」(59)、「風の無法者」 (67) 、「荒野の三悪党」 (69)、「小さな刑事」 (73)、「E.T.と警官 <未>」(79)など。
ジョン・スタイナー John Steiner
シャドーで書評家、ベルティーを演じた。1941年1月7日、英国チェッシャー州生まれ。デビューは65年のTVシリーズ「アリス」。ルチオ・フルチの「白い牙」シリーズ(72/74)や「田舎のドラキュラ(未)」(75)、「Waves of Lust(未)」(75)、「ベビーゾンビ」(75)、「濡れたダイヤ」(76)に出演。A・ドーソンとの仕事も多く、「戦場の謝肉祭」(80)「未来から来た戦士/ヨオ」(82)「ザ・ゴールデン・コブラ」(82)「アポロンの秘宝」(83)「コマンドー・レオパルド」(85)に出演。他にもデオダートと組んだ「サバイバル・ショット」(85)「ブラディ・キャンプ」(87)「怪傑ローンランナー」(86)、ピーター・デルモンテの「ジュリア・ジュリア」(87)、「アバンチュールはデュエットで」(83)、などもある。77年にはD・ニコロディと「ザ・ショック(監督:マリオ・バーヴァ)」で共演。ニコロディについて「彼女と共演すると、僕は必ず斧で殺されるんだ」と語っている。
マックス・フォン・シドー  Max von Sydow
スリープレスでモレッティ捜査官を演じた。1929年4月10日、スウェーデン・ルントの中流家庭で生まれた。本名はCarl Adolf von Sydow。父は民俗学の教授。俳優の道に憧れ、軍隊を除隊後、48年にストックホルムの演劇学校に入学。翌年には端役で映画デビューを果たした。卒業後劇場所属の役者をしていた55年にイングマール・ベルイマンと知り合い、ベルイマン演出の舞台で活躍、「第七の封印」に出演。以降ベルイマンとは多くの作品でコンビを組んで共にスウェーデンを代表する映画人となった。65年の「偉大な生涯の物語」でアメリカに進出。神秘的な風貌と高い演技力を示して「さらばベルリンの灯」で評価を得た。その後「エクソシスト」のメリル神父役や「コンドル」の殺し屋などで強い印象を残して多くの作品に出演。87年の「ペレ」でアカデミー助演賞候補になった。97年に再婚。
出演作:マイノリティ・レポート (2002)、ヒマラヤ杉に降る雪 (1999)奇蹟の輝き (1998)、敵対水域 <TVM>(1997)、エルサレム (1996)、ジャッジ・ドレッド (1995)、デューン/スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇] (1994)、ロシア52人虐殺犯/チカチーロ (1994)、ニードフル・シングス (1993)、夢見る小説家 (1993)、愛の風景 (1992)、インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険Bドイツ編/ウィーン編 <TV>(1992)、巨人と青年 (1992)、夢の涯てまでも (1991)、ヨーロッパ (1991)ナレーション、死の接吻 (1990)、ヒロシマ <TVM>(1990)、ファーザー (1989)、レッド・キング★狙われた赤い星 (1989)、ペレ (1987)、黄金の肉体 ゴーギャンの夢 (1986)、第2の勝利 (1986)、デュエット・フォー・ワン (1986)、ハンナとその姉妹 (1986)、新・刑事コジャック/ベラリス・ファイル <TVM>(1985)、コードネームはエメラルド (1985)、コロンブス/大いなる生涯 <TVM>(1985)、サムソンとデリラ/愛と裏切りの伝説 <TVM>(1984)、砂の惑星 (1984)、ドリームスケープ (1984)、ドン・コルレオーネの娘/禁断 (1983)、ネバーセイ・ネバーアゲイン (1983)、コナン・ザ・グレート (1982)、トップコマンド・電撃特攻指令 (1981)、バラの刻印 (1981)、SFデス・ブロードキャスト (1980)、勝利への脱出 (1980)、フラッシュ・ゴードン (1980)、ハリケーン (1979)、ブラス・ターゲット (1978)、エクソシスト2 (1977)。外人部隊フォスター少佐の栄光 (1977)、さすらいの航海 (1976)、タタール人の砂漠 (1976)、ローマに散る (1976)、コンドル (1975)、獣人2 (1975)、フォックストロット (1975)、SF最後の巨人 (1974)、ステッペンウルフ/荒野の狼 (1974)、エクソシスト (1973)、愛のさすらい (1971)、移民者たち (1971)、ナイトビジター (1970)、クレムリンレター/密書 (1969)沈黙の島 (1969)、狼の時間 (1966)、さらばベルリンの灯 (1966)、ベルイマン監督の恥 (1966)、偉大な生涯の物語 (1965)、ハワイ (1965)、メキシコで死ね (1965)、すばらしい世界旅行 (1962)、冬の光 (1962)、鏡の中にある如く (1961)、処女の泉 (1960)、女はそれを待っている (1958)、魔術師 (1958)、野いちご (1957)、第七の封印 (1956)、令嬢ジュリー (1951)
コラリーナ・カタルディ・タッソーニ Coralina Cataldi Tassoni
「オペラ座・血の喝采」、「デモンズ2」、「オペラ座の怪人」に出演。アルジェントがホストを務めるTV番組でアシスタントを担当した。
アリダ・ヴァリ Alida Valli
サスペリアで教頭のミス・ターナー、インフェルノで管理人キャロルを演じた。1921年5月3日、イタリアのポーラ(現在のクロアチア、プーラ)生まれ。本名アリダ・マリア・アルテンバーガー。父はオーストリア人、母はイタリア人だった。15歳で映画実験センターに入学、35年に「il Capello a Tre Punte」で映画デビュー。パラダイン夫人の恋 (47) 奇跡の鐘 (48) などイタリアの少女スターとして活躍、49年の「第三の男」で国際的地位を確立した。その後、「奇跡は一度しか起こらない」(50)「追いつめられた男 <未>」(50)「白銀の嶺」(50)「わたしの罪ではない」(53) 「われら女性」(53)「 夏の嵐」(54 ) 「さすらい」(57) 「青い大きな海」(57) 「海の壁」(58) 「月夜の宝石」(58) 「旅路はるか」(59)「かくも長き不在」(60) 「楽しい泥棒日記<未>」(62)「竜騎兵総攻撃」(63)パゾリーニの「アポロンの地獄」(67)「暗殺のオペラ」(69) 「高校教師」 (72) 「蘭の肉体」(74) 「1900年」(76)「ルナ」(79)「レイプ・ショック <未>」(79)「カサンドラ・クロス」(77)「女テロリストの秘密」(84) 「背徳の女/地獄を見た女たち<未>」(87) 「湖畔のひと月」(95)「Probably Love」(98) 「Dolce rumore della vita, Il」 (99) などで活躍。「顔のない眼」(59) 「レディ・イポリタの恋人/夢魔」(74)、「新エクソシスト/死肉のダンス」(75)「サスペリア2000」(96) などのホラーにも出演している。97年、映画に対する貢献に対してベネチア映画祭で金獅子賞を受賞。画像1画像2
アントネッラ・ヴィターレ Antonella Vitale
オペラ座/血の喝采でマリオン役、デモンズ3ではブライダルモデルを演じた。他の出演作にNoi uomini duri (87)がある。
ララ・ウェンデル Lara Wendel
シャドーでアパート管理人の娘マリアを演じた。1965年03月29日 ドイツのミュンヘン生まれ。ピエール・ジュゼッペ・ムルジア監督の「思春の森」(77)でデビュー。「美しき青年/エルネスト」(79)、「デシデーリア=欲望」(80)などに出演。82年、アントニオーニの「ある女の存在証明」では、主人公にセックス講義をする若い女の子を演じた。その他、「Petite fille en velours bleu, La」 (78)、「Ombra nell'ombra, Un」 (79)、「Dramma borghese, Un 」(79)、「Falco e la colomba, Il 」(81)、「Ciao Kids」 (83) 「キャロルは真夜中に殺される」(86)、「キリング・バード」(87)、「ゴーストハウス」(87)、「インテルビスタ」(87)、「疑惑の香り」(87)、「悪魔の教団/レッド・モンクス」 (88)、「金曜日の別荘で」 (91)など。
ロベルト・ジベッティ Roberto Zibetti
スリープレズでロレンゾを演じた。1971年、アメリカのニュージャージー州生まれ。現在はトリノ大学で文学と哲学を専攻する現役の学生。高校生のときに交換留学生として米国サウスカロライナ州コロンビアにあるハモンドスクールで1年を過ごした。1990年頃からテレビ・舞台・映画への出演を始め、イタリアで人気のロックバンド、リガブエが初監督に挑んだラジオ局を舞台にした青春映画「ラジオフレッチャ」(98)に出演。ヨーロッパを中心に活躍を続ける彼は、英語、仏語、そして伊語が堪能。ベルトリッチの「魅せられて」(96)にも出演している。

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