自らのプロダクションを持ったことについて、「もうスポンサーにペコペコする必要はない。わたしはわたしの思うとおりに映画を作る。わたしの作品はみんな同じだという批評家もいるが、作風が同じだということを気にしてはいない。作るたびに内容が変わる作家のほうがよほど頼りない」(フェノミナ完成後のインタビューにて)
サスぺリアとインフェルノに続く、魔女ものの3作目は見られるのだろうか。「今のところ、その予定はない。そのような大作ホラーを撮るような予算を組むのは難しいからだ。現在、流行になっているのは子供向けの映画で、ハリー・ポッターやロード・オブ・リングのような作品を作るには資金を集めるのは容易だ。だが、成人向けの刺激の強い作品に予算を取るのは簡単ではない。特に良い特殊効果に莫大なお金をかけることがプレッシャーになっている。(スリープレス公開時のインタビューにて)
映画の殺人シーンは作り物、死は芝居で鮮血は塗料を使っている。
子供のころ、孤独だった。夜ひとりで眠るのが恐かった。廊下を渡るとき、半開きになった扉の影に恐怖を感じた。
カーテンは母親の象徴だ。優しく包み込むこともできるし、締めつけて窒息させることもできる。
わたしの映画作りには何の秘密もない。わたしの映画における理論は、血だらけのセンセーショナルな場面に基づいている。