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まず、監督デビュー作の「歓びの毒牙」のポスターです。フランス版。スペイン版。ドイツ版。 日本公開時に「決してひとりでは見ないでください」というコピーで有名になった「サスペリア」のチラシです。この宣伝コピーに魅せられて映画を見にいかれた方も多いのではないでしょうか。何はともあれ、ダリオ・アルジェント作品の日本での最初のヒットとなった記念すべき作品です。この黒い背景に黄色と白の文字といったデザインは、「4匹の蝿」のポスターなどでも効果的に使われています。「サスペリア」の劇場パンフレットはもっとデザインがシンプルです。 「サスペリア」のヒットのおかげで、アルジェントの前作も劇場公開されることになりました。製作年度が「サスペリア」の2年前にもかかわらず、「サスペリア2」として公開されたのでした。これが「サスペリア2」のチラシですが、「あれから1年。待望の第2作ついに完成!」などと書かれていますね。シトヘス国際恐怖映画祭グランプリ受賞の文字が見えます。「サスペリア2」の広告の別バージョンです。海外のポスター。 「サスペリア」の事実上の続編である「インフェルノ」のチラシがこれです。日本版のポスター、チラシは映画のスチール写真のコラージュになっています。イタリアのポスターのシンプルなデザインもいいです。ところで、「インフェルノ」の新聞広告がこれです。 次が「シャドー」のチラシです。「シャドー」はいわゆるこわがらせ映画ではなく、ジャイロ・スリラー(推理もの)の要素が強い作品ですが、ダリオ・アルジェント作品であるが故に恐怖映画であることを全面に押し出した広告になっています。そして、こちらがドイツ版のポスターです。 そして、第1回東京国際ファンタスティック映画祭のオープニング上映作品でもある「フェノミナ」のチラシをご覧ください。「クランキーサウンド」という劇場内にFM電波を飛ばし、観客がラジオで音声を聞くことができるという方式で上映されました。このチラシのジェニファーの持っているガラス箱の中にはサソリが入っていますが、もちろん映画ではガラス箱にはサソリなど入っていません。 続いて「オペラ座/血の喝采」のチラシです。ジョージ・A・ロメロ監督の「モンキーシャイン」との2本立での上映でした。「オペラ座/血の喝采」の劇場パンフレットがこれですが、デザインが秀逸だといえます。 「オペラ座/血の喝采」のあとの単独作は「トラウマ/鮮血の叫び」です。これが「トラウマ/鮮血の叫び」のチラシです。拡大公開はされなかったので、劇場で見ることのできた方は少しラッキーだったかも知れません。 「スタンダール・シンドローム」のチラシがこれです。これも東京地区での単館ロードショーかつ午後9時からのレイトショーでの公開でした。ついでに、これが「スタンダール・シンドローム」の試写状です。 ここで、ダリオ・アルジェントのゾンビ系のプロデュース作品を振り返ってみましょう。まず、カルト的な人気の高い「ゾンビ」の劇場パンフレットです。ダリオ・アルジェント監督作品として宣伝されましたが、実際はジョージ・A・ロメロが監督であり、アルジェントは制作にまわっています。DARIO ARGENTO presentsの文字が見えます。ゾンビのプレスシート(表)と(裏)。続いて、やはりゾンビものの「デモンズ」の劇場パンフレットです。このパンフレットの表紙でも、監督のランベルト・バーヴァの名前は見えず、DARIO ARGENTO presentsの文字が見えます。アルジェントのネーム・ヴァリューは大きいですね。「デモンズ2」は劇場公開されず、ビデオリリースにとどまりました。これがビデオ発売当時の「デモンズ2」のプレスシートです。しかし、「デモンズ3」はひっそりと劇場公開されました。これが、「デモンズ3」のプレス・シートになります。 そして、「肉の蝋人形」の雑誌ぴあでの紹介がこれです。このコーナーの最後にPROFONDO ROSSOのポストカードです。 |