投稿者 NT 日時 1998 年 2 月 20 日 20:57:52:
はずかしながら最近まで全く気づかなかったんですが、アルジェントの元カミさん
Daria Nicolodi女史の日本での呼び方がいくつかあって、本HPでは”ニコロディ”
と呼ぶ人が多いみたいです。しかし、私の頭の中では20年来ずっと”ニコルディ”
なわけです。それで、こういう下らんことが気になる自分はアホかと思いつつも
調べてみたところ、映画配給業界には以下3つの派閥が存在することがわかりました。
その1 ダリア・ニコルディ派
この表記を用いているのは「ザ・ショック」と「シャドー」を配給した日本ヘラルド
のみのようだ。Nicolodi出演映画で日本で最初に公開されたのはたぶん「ザ・ショック」
(「サスぺリアPART2」の1カ月前)なので、Nicolodiは日本では最初に”ニコルディ”
として紹介された。
その2 ダリア・ニコロディ派
「インフェルノ」の20世紀フォックス、「フェノミナ」の今は亡きジョイ・パック
・フィルム、「オペラ座血の喝采」のオライオン、「パガニーニ・ホラー呪いの旋律」
のヒューマックス・ピクチャーズ、「サスぺリアPART2」「フェノミナ」ビデオの
日本コロンビア、さらには「サスぺリア1&2」LDボックスのビーム・エンタテイ
メント社もニコロディ派。恐怖映画の本などもこの表記が多いようだ。確かにつづり
をよく見れば”ニコロディ”と読める。今のところ最大派閥。
その3 ダリア・ニコローディ派
「サスぺリアPART2」の東宝東和が元祖だが、「サスぺリア」のビデオを出したCBS/ソニー
までがどういうわけかニコロ〜〜ディ派。東宝東和は「サスぺリア」も配給したが、脚本参加した
Nicolodiの名前は宣伝から抹消されてしまい使われず。
ということで、やっぱり”ニコロディ”が世間の標準で”ニコルディ”は最小派閥という
私としては予想だにしなかったまずい結果に。ダリア・ニコルディ派あやうし。