Re: 見えるものと見えないもの:アルジェントの映像の世界


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投稿者 矢澤利弘 日時 1998 年 5 月 03 日 23:26:47:

回答先: Re: 見えるものと見えないもの:アルジェントの映像の世界 投稿者 小林貴政 日時 1998 年 5 月 01 日 14:56:19:

小林さん、みなさん、こんばんは。

: そこで気づいたのですけれど、アルジェント監督の作品には雨のシーンや水のシーンが多くでてくるなと思ったのです。

特に、雨は映画を劇的に構成するのに有効なので、映画では多用されるシチュエーションの一つです。アルジェントは、風、水、火、などをある種の記号として用いているようでもあります。
この辺の分析は「液体論」(映画n-1)12ページ 松浦寿輝氏稿 に詳しく分析されているようですが、私もそう感じます。もう雨自体がいやなんですよね。ガラスの破片を見るだけでいやな感じがするのと同じで、雨や、水も人間が生理的にもっている嫌な感じを表現する小道具として最適だと思うのです。
さすが、小林さん、鋭いところをつかれていると思います。本当に水のイメージってアルジェントの映画に多いです。



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