投稿者 矢澤利弘 日時 1998 年 2 月 15 日 00:27:24:
回答先: Re: 「わたしは目撃者」のキーポイント 投稿者 中川圭一 日時 1998 年 2 月 13 日 13:43:34:
こんばんは、中川さん、ユーベさん。盛り上がっていますね。
: そうなんです!この映画のラストシーンはすごい!!監督2作目とは思えないカメラワーク、そして鳴り響く‘クッキー‘の声、そしてなんともいえない渋い音楽そしてエンドロール・・・この映画以降、アルジェント監督のラストシ−ンはド派手になりましたね。(いいことです)
第1作の「歓びの毒牙」は、ありがちな飛行機の飛び立つシーンでしたから、これは革新的です。「四匹の蝿」も高速度撮影による凝りに凝ったラストだし、「サスペリア2」は言うまでもなく血溜まりに映る顔(はっきりいってこれは凄いアイデアだと思う)、魔女ものの2本については、魔女たちは口ほどにもなくあっけなくやられるのであるが(魔女は相手がいると弱いのであった)、「シャドー」は腕から吹き出すものすごい血が、などと派手ですね!
: ラストのジャズ音楽とオープニングのやさしい音楽との対比がいいですねぇ。さすが大御所モリコーネ!(ドラマ「冷たい月」の音楽、アンドレア・モリコーネってやっぱり関係者ですかね?なんで日本のTVドラマなんかやってんだろう)
特に冒頭のテーマ曲はモリコーネの作品の中でも上位に位置するのではないでしょうか。アルジェントのサントラの中で、最もムーディな曲といえます。この曲はフリードキンの「CATスクワッド」というテレビ映画でも流用されていました。アンドレアはエンニオの息子だそうです。
: それからカラブレシの婚約者ってずっと「サスペリア2」のアマンダ・リゲッティの人だと思ってたんですが違ったみたいですね。それにしても廊下を歩く後ろ姿似てたなぁ・・・
実は、私もなんか似ているなあ、アルジェントはこういったタイプが好みなんだろうか。と思っていました。なんとなく地味な感じの人ですよね。