神憑り「スタンダール・シンドローム」


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投稿者 KIRK 日時 1998 年 4 月 06 日 21:25:56:

回答先: 「新・サイコファイル」と「トラウマ」 投稿者 矢澤利弘 日時 1998 年 4 月 05 日 23:57:26:

: つづく「スタンダール・シンドローム」でアルジェントは再び神の領域に復帰したと私は思いました。サイコ・スリラーとしては異色の出来であり、アルジェントの全作品のなかで最も人のこころを丁寧に扱ったものといえるでしょう。アルジェントが人の精神をこれだけ丁寧に扱ったのは初期の3部作以来、いや「スタンダール」が一番でしょう。

僕もそう思います。スタンダール・シンドロームという人間の深層心理を設定にとりいれたことで、アルジェントの映像の美学が精神世界にまで踏み込んだ一種神憑りな映画でした。もはやアルジェントの手にかかれば、精神科医も形無しという。パオロ・ボナッチェリ(またこの名前を出してしまった・・)は無意味な存在で、最終的にはアーシアが全てだったのですね。あのエンドロールも・・(それはダリオ・アルジェントにとってアーシアが全てだって事?)。

: というわけで、「スタンダール・シンドローム」と「トラウマ」もチャットで解明したいですね。その節はよろしくお願いします。

是非お願いします。「スタンダール・シンドローム」は語っても語り尽くせぬ映画だと思いますので。
ちなみに「トラウマ」のロイド医師はブラッド・ダーリフが演じてるからこそ意味があるんですよ。あのチープな首落下シーンも。



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