Re: その仕掛け人って、もしかして・・・


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投稿者 中川圭一 日時 1998 年 2 月 18 日 21:30:39:

回答先: カタカナ題 投稿者 NT 日時 1998 年 2 月 17 日 20:26:27:

NTさん、こんばんわ。
そうですよね!やっぱり日本語題ですよね。あのおどろおどろしさ!昔は良かったです。
で、気になったので今日仕事の合間をぬって(というよりほとんど仕事中でしたが・・・)いつごろからホラーがカタカナ題になるようにになったか考えてました。今も、昔の映画雑誌を引っ張り出してたんですが、明らかにその境目となる年がありました!!!
それは!!!1977年です。前年の76年は完全に日本語タイトルの方が多いです。「真夜中の恐怖」「怪奇!吸血人間スネーク」「恐怖!蛇地獄」「炎のいけにえ」etc・・・
カタカナは「オーメン」くらいです。(ちなみに制作年ではなく日本公開年です)
ところが77年はカタカナ題のオンパレードです。
「ウィークエンド」「エンブリヨ」「センチネル」「ザ・カー」「リーインカーネーション」「クラッシュ!」「キャリー」etc・・・
日本語題は「家」くらいです。
そしてそして!!!もうお気づきでしょうが、1977年はあの「サスペリア」が公開された年でもあります。
前にも書きましたが、このタイトルはカタカナですが良いタイトルです。これはなまじ日本語にしなくて正解でしょう。非常に神秘的で鋭い響きがあって、なんか恐いです。
「サスペリア」はその後も、「サンゲリア」「ゾンゲリア」「サランドラ」など似て非なるタイトルを次々と生み出し、いまでもホラーコミックの名前で生き続けています。(「エア・サスペリア」なんてTV映画もありましたね)
この年私はまだ5歳なので、映画会社に何が起こったかわかりませんが、‘もしかして「サスペリア」っていう名前がかっこ良かったからみんな真似したんじゃないの?‘って、勝手に高飛車ってるのは私だけでしょうか。
まぁ多分、公開作が多かったから、いちいち日本語に直すのがじゃまくさかっただけだとは思いますが・・・
(でも75年、76年と比べてもそんなに多くないんだけどなぁ)
この年の悪習が今でも残ってるとしたら、77年の罪は重い・・・
(私も「インタビュー・・・」や「スポンテニアス・コンパッション」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」などは、頼むから日本語題にしてくれ!!!と思います)

PS、、、そうでしょうね、「血を吸うカメラ」は今だったら絶対「ピーピング・トム」でしょうね。
「沈黙の歓び」なんかも絶対「ザ・ドール」と、そのままいくでしょう。
「何がジェーンに起こったか」は「ベビー・ジェーン」とかになるんでしょうかね。全然恐くないですね。


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